パソコンやモニター、スマホ、イヤホン、充電器。
気付けばケーブルがあちこちから伸びていて、ふと見下ろすと“線の巣”のようになっている…。
片づけたつもりでも、いつの間にか元通り。
掃除のたびにコードが引っかかり、イラッとすることもあるかもしれません。
実はこの“見えているケーブル”は、生活感が出るだけでなく、集中力にも影響します。
視界に入るたびに、気持ちが少しザワつくのです。
今回は、そんな配線をごく自然に、「そこにあるけれど見えない」状態に整えるための方法をご紹介します。
特別な工具は必要ありません。
ちょっとした工夫で、すっきりとしたデスクが手に入ります。
配線が視覚的ノイズになる理由

机の上が整理されていても、足元やモニター裏にケーブルが散らばっていると、不思議と落ち着かないことがあります。
私たちの脳は、視界に“線”が多いほど情報として認識し、無意識に処理しようとしてしまいます。
これが、集中力をじわじわ奪う原因。
ケーブルが視界に入る度に、「あれ、まとめなきゃな」「ごちゃついてるな」と、小さな雑念が生まれます。
配線を整えることは、見た目の問題ではなく、頭を静かにし、仕事に入りやすい空間をつくることにつながります。
だからこそ、配線整理は“整える習慣”のひとつと言えるのです。
見せないデスクをつくる5つのステップ

① コンセント位置を見直す
まずは、ケーブルの“出どころ”を整えましょう。
壁のコンセントから直接デスクまでコードを伸ばしていると、どうしても見えてしまいます。
最初に行いたいのは、延長コード(電源タップ)をデスク裏に固定すること。
両面テープ付きフックや結束バンドを使えば、簡単に取り付けられます。
電源の“中継地点”をデスク裏にもってくることで、床に垂れるケーブルが大幅に減り、見た目がすっきりします。
② ケーブルホルダーで「定位置」を決める
スマホやPCの充電ケーブルが机の上で行方不明…。
そんなときに役立つのがケーブルホルダーです。
机の端に貼るだけで、ケーブルの置き場が決まります。
シリコンタイプなら、見た目もスッキリして馴染みやすいのが魅力。
ケーブルに「帰る場所」を作ってあげるだけで、ごちゃつきがぐっと減って、日々のストレスも軽くなります。
③ 電源タップは“隠す”発想で
床に転がった電源タップが視界に入ると、それだけで雑然とした印象になります。
そこで活躍するのがケーブルボックスです。
余ったケーブルやタップを箱に入れてふたを閉めるだけで、生活感が消え、見た目が整います。
木目調やマットなカラーなど、インテリアに馴染むタイプを選ぶと、より空間に溶け込みます。
④ コードは「余らせない」が基本
必要以上に長いケーブルは、どうまとめても、どこかがたるみます。
余った長さはマジックテープ式の結束バンドでまとめてみてください。
繰り返し使えるので、買い替え時も便利です。
また、何のケーブルか分からなくなる場合は、小さなラベルを貼っておくと、後から迷わずに済みます。
一度整えておくと、管理が驚くほどラクになります。
⑤ デスク裏の「通り道」をつくる
最後に取り組みたいのは、デスク裏の整理です。
ここが整うと、全体の印象が一気に変わります。
配線トレー(ケーブルトレー)をデスク裏に取り付け、コードをまとめてそこに通すだけ。
工具不要のタイプも多く、貼るだけで設置できます。
ケーブルを裏側に逃がすだけで、机の上も床もすっきりして、掃除もしやすくなります。
配線整理に役立つおすすめグッズ

| グッズ名 | 特徴 | ポイント |
|---|---|---|
| ケーブルボックス | タップや長いケーブルを収納 | 見た目が整い、ホコリがたまりにくい |
| ケーブルトレー | デスク裏で配線を一括管理 | 視界から完全に隠せる |
| シリコンケーブルホルダー | 机の端に貼って固定 | ケーブルが迷子にならない |
| 結束バンド(マジックテープ) | 長さ調整に最適 | 何度でも使えてコスパ◎ |
| 配線カバー(モール) | 壁沿いのケーブル隠しに | 部屋に馴染み、生活感が出ない |
必要なのは、これらグッズを全部買うことではなく、自分のデスクに必要なものを少しずつ取り入れることです。
無理に一気に整えようとせず、気になる場所から配線整理を始めてみてください。
まとめ:デスク環境の整理は、思考の整理でもある

配線が見えなくなるだけで、デスクまわりは驚くほど整って見えます。
視界に余計なものが入らない状態は、自然と気持ちを落ち着かせ、作業に入りやすい空間をつくってくれます。
デスクを整えることは、仕事効率を上げるだけではありません。
それは、自分が心地よく過ごせる“思考の環境づくり”でもあります。
まずは机の上のケーブル1本からでも構いません。
少しずつ整えていくことで、デスクにも、気持ちにも、静かな余白が生まれていきます。

